遼寧省水利庁がこのほど明らかにしたところによりますと、現在建設している世界最長の送水トンネル、中国東北地方にある大夥房ダム送水工事は順調に進んでいます。
このプロジェクトの投資額は103億元で、第1期工事で長さ85キロ、直径8メートルのトンネルが出来上がると、現在世界で最も長いと認められている、スイスの57.6キロのゴッタルドトンネルよりも長いトンネルになります。
このプロジェクトは、良質で水量も十分にある遼寧省東部の山間地帯の水源から水を引いて遼寧省の工業基地がある都市に供給することを目的としたもので、受益人口は1000万人近くに達しています。2008年末に完成する予定です。(翻訳:玉華)
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