遼寧省丹東市寛甸満族自治県石湖溝郷宝山村の愛心小学校は1日、他の学校と同様に新学期を迎えた。同校の全校生徒はたった1人で、教師も1人だけだ。唯一の在校生、亮亮くん(仮名)は、HIV感染者だ。亮亮くんは1997年生まれで、生まれた時にHIVに感染した。7歳の時、両親が現地の小学校に入学させたが、他の生徒のいじめに遭い退学した。2004年11月、現地政府が亮亮くんのための学校「愛心小学校」を開設し、石湖溝郷文化局の王立軍局長が亮亮くんの先生になることを自ら志願した。亮亮くんは現在9歳。王先生は、亮亮くんがいつか本当の意味で学校に戻り、他の生徒と一緒に生活し、勉強することができるよう願っている。
「人民網日本語版」
|