4. 女性と児童の教育レベルがさらに向上した。2006年末までの時点で、九年制義務教育の基本的な普及、青少年非識字者の基本的な一掃を達成した地域の人口は全国総人口の98%をカバーするものとなった。2006年から、農村部義務教育の雑費免除を段階を追って実施し、2007年にはすべての雑費が免除されることになっている。2006年、学齢児童の小学校就学数は適齢児童総数の99.27%に達し、在学の女子大学生、女子院生の数も大幅に上昇した。
5. 女性と児童の健康状況がさらに好転した。2000年以降、中国の諸機構は「妊婦・産婦の死亡率を引き下げ、乳児の破傷風患者をなくす」というプロジェクトの実施のために協力しあい、2005年までに、同プロジェクトから受益した人口の数は3億人を上回った。全国の妊婦・産婦の死亡率は2000年の53/100000から2005年の47.7/100000まで下がり、女性の平均寿命は74.1歳まで向上した。乳児および5歳以下の幼児の死亡率は2000年のそれに比べれば、それぞれ41%、43%減となった。
6. 女性と児童に対する法律援助サービスが一層強化された。女性と児童に対する犯罪を効果的に取り締まった。2006年国連差別除去委員会第35回会議は、「女性に対する一切の差別視を除去する公約」をめぐっての中国の実施状況についての第5回、第六回のインターナショナルレポートを審議し、「女性の発展を促し、女性の合法的権利を保護する面で中国が収めた成果は著しいものであり、他の国にとってモデルとなっている」ということを明らかにした。
「チャイナネット」より 1 2
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