全国政治協商会議の賈慶林議長は15日北京で、ロシア側と協力し、両国元首が達した共同の認識事項を確実に実施し、「国家年」イベントをしっかり行い、これを契機に双方の各分野の実務的協力を全面的に推進し、両国国民に利益をもたらしたいとの中国の姿勢を表明しました。
これはこの日北京で、ロシア国家会議のグリズロフ議長と会見した際述べたもので、賈慶林議長は、「これからの10年は、中露両国がそれぞれ振興に向っていく重要な時期であり、両国関係は新しい発展のチャンスを迎えている。このため、中国全国政治協商会議とロシア国家会議は新しい情勢の下における二国間関係を発展させる新しい構想と措置を見出し、それぞれが持つ代表性と社会的基盤を充分発揮させ、各分野の協力の展開を促していくべき」だと述べました。
これに対しグリズロフ議長は、「中国との関係をこれからも発展させていくことはロシア各政党の共同に認識である。露中間の戦略的パートナーシップは新たな段階に入り、ロシア国家会議は、これまでどおり、露中両国の各分野と各ルーツの実務的協力を推し進め、両国関係をより高いレベルにまで引き上げていく」と述べました。
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