中国全国政治協商会議の賈慶林議長は27日、「平和発展の道を歩むことは中国が自国の根本的な利益を考えた上での必然的な選択だ」と述べました。
これは賈慶林議長が27日、チュニジア、ガーナ、ジンバブエ、ケニアに対する訪問を終え、ケニアの首都ナイロビで中国大使館の職員や中国企業と華僑などの代表と会った際に述べたものです。賈慶林議長は、その際、いま世界で流されている「中国脅威論」に反駁し、「平和発展の道を歩むことは中国の外交政策の主な根拠と基礎である。これは世界の発展の流れに沿うだけでなく、自国の根本的な利益を考えた上での必然的な選択でもある。中華民族は平和を愛し、調和を重んじる民族であり、これまで他国の土地を侵犯したことはない。我々は国際社会への積極的な参与者であり、協力者であり、建設者である。中国は自国の利益を世界人民の利益とつなげて考えており、互恵と共栄の原則を堅持していく。したがって『中国脅威論』は根拠のないものである」と述べました。(翻訳:董燕華)
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