中国の胡錦涛国家主席は24日午後北京で中国を公式訪問しているモナコ公国のアルベール2世と会見し、双方は両国の友好協力関係の一層の発展について幅広い分野で一致に達しました。
席上、胡錦涛主席は、アルベール2世がモナコの国家元首として初めて中国を訪問したことに歓迎の意を表し、モナコの王室と政府が、一つの中国の政策を一貫して実施し、中国との関係発展を重視していることを高く評価したあと、「中国側はモナコ側と共に、政治上の対話と交流を一層強化し、国際問題での協調と協力を強め、二国間の経済協力と貿易を拡大し、両国企業の相互投資を奨励し、民間往来を強め、両国の国民、特に両国の若者の相互理解と友情を深めていくよう期待している」と述べました。
これに対しアルベール2世は、「金融、教育、スポーツ、環境保護と持続的発展など分野での中国側と新しい協力を展開し、国際機構でも密接な意思疎通と協商を保ち、両国関係の絶え間ない発展を促していきたい」と述べました。
また、アルベール2世は「私はIOCのメンバーとして北京オリンピクの成功を確信している」と述べました。(翻訳:林)
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