中国東北部の都市長春では9日、図門江地区の国際協力による開発に関する専門家会議が開かれ、中露両国が協力を強め、この地区の開発を推し進めていくことが発表されました。
会議に参加した専門家たちは、図門江地区は金属、鉱産物、水資源、木材と海産物など多くの自然資源があり、、また吉林省は森林資源、農業、漁業、非鉄金属と観光など五つの分野でロシア側と協力し、図門江地区の開発を共同で推進していくことができるとしています。
図門江地区は中国、ロシアと朝鮮の三国が接する地区で、1991年に国連開発計画は、ここのデルタ地帯で国際開発を行うと発表しており、それにより3億もの人々が利益を受けることができるとされています。
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