中国国民党の連戦栄誉主席は28日北京で、海峡両岸の協力を強化してこそ、台湾には前途があると示しました。
これは連戦氏が、この日開幕した第三回両岸経済貿易文化フォーラムで述べたものです。この中で、連戦氏は「当面、台湾当局は『台湾独立』というイデオロギーによって両岸関係の発展を硬直化させると共に、一貫いて『中国から去る』という考えを通してきた。このような政策は台湾の経済競争力と民衆の福祉の向上にプラスにならない」と述べました。
連戦氏は「過去二年間、国民党と共産党の共同認識によって、台湾農産物の大陸進出におけるゼロ関税措置を行ったり、台湾企業の権益保護などの面で便宜を図ったりするなど、台湾人民に多大な貢献をしてきた。今回のフォーラムでは、両岸の直航便開設や大陸住民の台湾観光、教育交流などの課題について検討する。これらは、両岸人民の利益に関わるものだ。両岸はむつまじく付き合い、平和共栄を実現できると信じている」と語りました。 (翻訳:東)
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