スイスのカルミ・レイ外相はスイスを訪問中のパレスチナ自治政府のアッバス議長と会談を行い、双方はパレスチナとイスラエルの和平交渉を一日も早く再開するよう呼びかけました。
カルミ・レイ外相は記者会見で、「スイスは新しいパレスチナ連立政権を支持する。連立政権の発足は中東和平プロセスに向かって踏み出した重要な一歩である」との考えを示した上で、「このほどガザ地区とヨルダン川西岸で起きた武力衝突を憂慮する」と語りました。
これに対して、アッバス議長は、「2003年末、パレスチナとイスラエルの民間人によって調印された『ジュネーブ議定書』には多くのアイディアが盛り込まれている。これは、パレスチナとイスラエルの和平交渉の難局打開に役立つ」との考えを示しました。(翻訳:姜平)
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