中国国務院の温家宝首相は13日、日本に対する公式訪問を終え、帰国しました。
今回の訪問は、中国の首相が7年ぶりに行った日本訪問です。温首相は訪問期間中、日本の安部晋三首相と会談を行い、中国と日本が、戦略的互恵関係を構築する上での任務と内容について共通認識に達し、さらにこれに関する一連の具体的な協力活動を行うことを決めました。また、日本の天皇が温首相と会見したほか、温首相は日本の国会で演説を行い、また日本の与野党の党首らとも幅広く接しました。
温首相は13日、大阪を離れる際に記者のインタビューに答え、「今回の訪日は成功を収めた」との考えを示しました。温首相はさらに、「安部首相との会談で、双方は、中日間の戦略的互恵関係の構築など幅広い分野で共通認識に達し、大きな成果を遂げた。今回の訪問を通じて、中日両国の友好関係を一層発展させたいという日本各界の人々が抱えている願いを実感した」と述べました。
温首相は今月11日から、今回の日本訪問を開始していたものです。これに先立って、温首相は2日間にわたる韓国への訪問を行いました。(翻訳:洋)
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