IAEA・国際原子力機関のエル・バラダイ事務局長は12日リヤドでメディアに対し「イランのナタンツで進められているウラン濃縮施設の建設は初期段階にある」と述べました。
エル・バラダイ事務局長はこの中で「ナタンツのウラン濃縮施設は建設が急ピッチで進められているが、設置された遠心分離機は数百台にとどまっている。これまでの所、地下の核施設と核兵器開発能力を保有していることを裏付ける証拠はない」と述べました。
しかし、イランに対しては国際社会の懸念を解消するため、情報を開示するよう呼びかけました。(ジョウ)
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