イラン戦略企画委員会のルチャハ委員長は10日、ドーハで、「国際社会がアフマディネジャド大統領の宣言を誤解しないよう希望する。この宣言はイランが自国の技術で核燃料生産ができることを表明したもので、核兵器の生産を行うことを意味するものではない」と述べました。
イランのアフマディネジャド大統領は9日、「イランは産業として核燃料を生産する国の仲間入りを果たした」と宣言しました。また、イラン原子力庁のアガザデ長官は10日、「中部ナタンツの核施設で本格的なウラン濃縮活動を行うため、濃縮用の遠心分離機を5万台まで増やす」と述べました。
一方、IAEA・国際原子力機関の査察官は10日、イランに到着し、ナタンツの核施設に対して定例検査を行いました。(翻訳:玉華)
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