朝鮮中央通信社（KCNA）によりますと、朝鮮外務省の報道官はこの日、「朝鮮はすでに、アメリカ財務省と中国マカオ特別行政区が10日、バンコデルタアジア銀行にある朝鮮の資金の凍結解除について発表した声明に留意する。朝鮮の関係機関はこの声明の有効性を確認する。朝鮮は『2・13共同文書』を履行する考えを変えてはおらず、制裁解除を確認した後に文書の内容を履行する」と述べました。

　アメリカ財務省と中国マカオ特別行政区政府は10日それぞれ、「マカオのバンコデルタアジア銀行に凍結された約2500万ドルの資金を朝鮮に返す」と発表しました。一方、今年2月13日、朝鮮核問題をめぐる6カ国協議で採択された共同文書に基づけば、朝鮮は4月14日までにヨンビョン（寧辺）にある核施設を閉鎖しなければなりません。（翻訳：玉華）