イエメン人のフセイン・ヤヒヤ・アルアスリ容疑者は昨年6月、広州白雲空港で総額350万元相当の象牙14本を密輸しようとしたとして、広州の税関に逮捕された。広州市中級人民法院で9日、この事件についての裁判が行われた。
中国の刑法の規定に基づくと、貴重な動物およびその製品を密輸し、特に厳重な法律違反となる場合、死刑もしくは無期懲役、および財産没収の厳罰に処せられる。しかしフセイン容疑者は、税関を通るとき、象牙を完全に包み隠すなどの事はしていない。
弁護側はこれについて、本人は中国の法律を理解しておらず、密輸という犯罪を故意に行ったのではないと主張している。現在この案件は審理中で、判決は近日中に出る見通し。(編集YS)
「人民網日本語版」
|