中国国家知的財産権局の田力普局長はこのほど、「知的財産権は国際規則の変革と発展を守り、公平と正義の原則をふまえ、異なる発展段階の国の利益を同時に守っていく必要がある」と述べました。
これは、田力普局長が北京で行われたグローバル知的財産権保護とイノベーション・フォーラムで語ったもので、田力普局長は、「最近、中国政府は知的財産権の保護のため、たゆまぬ努力を行い、著しい成果を収めた」と明らかにし、「中国は責任ある発展途上国である。国際条約の義務を守り、法に依拠して知的財産権を保護することは、中国が海外の進んだ技術を導入し、外資投資を誘致する上で必要であり、自主イノベーションの能力を高め、自国の発展を速めていく上でも必要でもある」と述べました。
田力普局長はまた、「知的財産権保護を強化することは普遍的な流れになっている。知的財産権制度は各国の経済、社会発展の段階と生産力発展レベルに適合しなければならない」と強調しました。(翻訳:王小燕)
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