アメリカ国際貿易委員会は29日、中国から輸入した活性炭製品がアメリカの関係産業に「実質的な損害」をもたらしたとの最終判決を下しました。これはアメリカがまもなく中国の活性炭製品に対して反ダンピング制裁をかけることを意味しています。
この反ダンピング訴訟は二社のアメリカ活性炭メーカーが去年3月に起こしたものです。アメリカ商務省は一年の調査を経て、先月、中国の活性炭製品がアメリカでダンピング行為をしていたと最終的に認めました。
アメリカの反ダンピング手順に従って、商務省は主にダンピング行為の有無とその割合を判断し、国際貿易委員会は主にそのダンピング行為がアメリカ産業に損害をもたらしたかどうかを判断します。二者がいずれもダンピングの成立を認めれば、商務省は関係製品に対して反ダンピング制裁をかけるよう税関に指示する流れとなっています。(翻訳:周莉)
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