レバノンのシニオラ首相は19日ベイルートで、「対話こそが、レバノン国内の政治上の食い違いを解決する選択肢だ」と述べました。
これはシニウラ首相がこの日、ベイルートの一部企業の代表と会った際述べたものです。シニウラ首相は「政治上の食い違いを解決する方法とは、武力で相手を打ち倒すことではなく、また、互いに非難しあうことでもない。いま、各派にとって、対話するほか選選択肢はない」と強調しました。
これまで数ヶ月も続いたレバノンの政治危機は、その経済に大きな影響を及ぼしましたが、シニウラ首相は、これについて「今年の1月と2月のレバノンのGDPは去年の同じ時期より3%下がった」と述べています。(翻訳:周莉)
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