中国外務省の秦剛報道官は15日、「中日双方はいずれも、『中日共同声明』で言及した重要な原則と項目について単独で解釈してはならない」と強調しました。
日本の最高裁は16日に、中国人強制連行者の損害賠償に関する訴訟の判決を下しますが、日本の最高司法機関が「中日共同声明」に対して、今回、初めて解釈を行うことになります。
秦剛報道官は記者の質問に対して、「『中日共同声明』は両国政府が調印した厳粛な政治外交文書で、戦後、中日関係の回復と発展での政治的基盤である。中日双方はいずれもこの文書で言及した重要な原則と項目について、司法解釈を含めたいかなる解釈も単独で行ってはならないものだ」と述べました。(翻訳:王小燕)
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