第10期全国政治協商会議第5回会議は15日午前、北京で閉幕しました。会議で採択した政治決議は、「中国政治協商会議は力を出し合い、よい提案を出し、大局へ的な働きをし、経済、政治、文化、社会の建設を推し進める中で新たな成績を作り上げなければならない」と述べています。
全国政治協商会議の賈慶林議長が閉幕式を主宰しました。会議は、「新しい一年に、中国政治協商会議は経済と社会の発展を科学的な発展の軌道に乗せ、速い発展を実現するため良い提案を出す。また、民生に一層関心を寄せ、民衆が最も関心を寄せる現実的な利益問題をきちんと解決する。そして、内外の中華同胞の団結を促し、祖国の完全な統一と民族の復興に力を入れなければならない」と宣言しました。
会議は温家宝首相が行った「政府活動報告」、最高人民法院と最高人民検察院の活動報告、及び「中華人民共和国物権法」と「中華人民共和国企業所得税法」の二つの草案に同意しました。
中国共産党と国家の指導者胡錦涛国家主席、呉邦国全人代常務委員長、温家宝首相らが閉幕式に出席しました。(翻訳:玉華)
|