中国の李肇星外相は6日、中国は気候の変動問題を重視し、地球温暖化を解決するために貢献していきたいと語りました。
李肇星外相は、当日開かれた全人代の記者会見で、「現在、中国の一人当たりの二酸化炭素の排出量はある大国の六分の一にも及ばず、そのうちの一部の排出は、経済のグローバル化や、国際産業分担の結果によるものである。中国も気候変動がもたらすマイナスな影響を受けた発展途上国の一つなので、この問題を高度に重視している」と述べました。
李肇星外相はさらに、「現在、中国は持続可能な発展戦略を実行しており、十一期目の五カ年計画の中で温室ガスの排出をこれまでより20%削減するという具体的な目標を定めた。これは中国が地球温暖化問題を解決するために払った貢献といえるだろう」と述べました。(翻訳:王丹丹 03/06)
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