カンボジアのシェムリアプで開かれているASEAN・東南アジア諸国連合の年次外相会議は2日、「ASEAN憲章」の制定について協議し、主な原則について合意しました。今後、憲章の草案をまとめ、11月にシンガポールで開かれる首脳会議で協議することになっています。
カンボジアの副首相兼外相のホー・ナムホン氏は、「憲法と同じように法的拘束力を持ち、行動規範となるものが必要だ」と憲章の重要性を強調し、「11月の首脳会議での採択を期待している」と語りました。
憲章が採択されれば、ASEANは、それに違反したメンバーを制裁する権利を持つことになります。(翻訳:鵬)
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