中国は今年、自主革新製品に対する認証制度をスタートし、年内に「国家自主革新製品リスト」を完成させ、政府調達の際の参考として各級政府に配布する計画だ。またリスト入りした製品に対して一連の優遇政策を適用する予定。「第一財経日報」が伝えた。

　科学技術部発展計画司の秦勇・副司長が26日明らかにしたところによると、認証作業は同部と国家発展改革委員会、財政部とが2006年12月31日に共同で発表した「国家自主革新製品認定管理弁法（試行）」に基づいて行われ、認証に合格した製品が同リスト入りするという。

　秦副司長によると、リスト入りした製品は、政府調達や国の重大プロジェクトにおける調達といった公的資金での調達に際して推薦を受けるほか、ハイテク企業の認定、科学技術成果の移転促進や関連の産業化政策において重点的に支援される。現在、財政部が政府調達に際しての中国自主革新製品に対する具体的な優遇措置について、研究と制定作業を進めている。（編集KS）

「人民網日本語版」