ドイツのメルケル首相は23日、ベルリンで、パレスチナ自治政府のアッパス議長と会談した後、「中東和平の前途は依然として困難なものだ」と述べました。
メルケル首相は「二つの国家」という案は依然として、中東和平プロセスの最終目標だ」と述べた上で、去年6月の末に拉致したイスラエル軍兵士を出来るだけ早く解放するようパレスチナ側に促しました。
また、シリアに亡命したパレスチナイスラム原理主義組織ハマスの指導者マシャル氏は23日、エジプトで、「欧州の一部の国はパレスチナへの援助再開を決定した。これらの国は現在、パレスチナ側と協議をしている。新しい連立政府は2週間のうちに成立す る」と述べました。(翻訳:董燕華)
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