胡錦涛国家主席は15日夜、アメリカのブッシュ大統領と電話会談を行い、中米関係と朝鮮半島の核問題など共に関心を寄せる国際問題と地域問題について意見を交換しました。
胡錦涛主席は、「関係各方面の共同の努力を通じて、朝鮮半島の核問題を巡る6ヵ国協議は建設的な成果を収め、合意文書を採択したが、これは、朝鮮半島の非核化プロセスが重要な進展を得たことを示している。この合意文書を全面的に実施することは、朝鮮半島と北東アジアの平和と安定の維持に重要な意義があり、関係各方面の共同の利益にも符合する。中国側は、アメリカ側やその他各方面と密接な意志の疎通と協力を行い、朝鮮半島の非核化プロセスが実質的成果を収めるよう促がし、朝鮮半島と東北アジア地区の持久的な平和のため建設的な役割を果たしていく」と述べました。
ブッシュ大統領は、「各方面の建設的協力を通じて、朝鮮半島の核問題の解決は進展を見せ、朝鮮半島の非核化の実現に契機をもたらし、合意文書の実施を促がした」と述べました。
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