2006年度は大学卒業生に「就職ができれば給料はなくてもかまわない」とまで言わせた就職難現象が起こり、必然と2007年度大学卒業生の就職状況が注目されている。関係部門が公開した統計によると、今年の大学卒業生は495万人に上り、昨年比82万人増加した。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。
国内の大手求人サイト「中華英才網」がこのほど大学と協力し、2007年度卒業の大学院、大学、専門学校生に大々的な就職希望調査を行った。
「就職状況は悪く、プレッシャーは大きい」と答えた学生の割合が67%に達し、「就職状況は厳しく、非常に難しい」が29%、「就職状況は良好、プレッシャーも大きくない」との答えは4%にとどまった。
大学院生と専門学校生はとりわけ就職状況を楽観視していない。「就職状況は極めて良好」あるいは「状況は良好、プレッシャーも大きくない」と答えた学生は一人もいなかった。大学本科生の8%が「就職状況は良好、プレッシャーも大きくない」と答えているのと対照的だ。大学院生の4分の1以上が「就職は非常に難しい」と答えており、こちらは大学本科生も同じような割合だった。
学生から最も人気のある企業トップ4は、合弁企業または外資系企業(28%)、国家機関(24%)、事業機関(20%)、国有企業(15%)だった。民間企業への就職希望者は1%に満たなかった。
人民網より
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