中国ーASEAN・東南アジア諸国連合との経済問題の専門家陸建人氏は6日、北京で開かれたシンポジウムで、「中国とASEANとのサービス貿易はまだ、初歩的な段階にあり、サービス貿易は今後の経協力と貿易で促がす上では新しい方向である」と述べました。
陸建人氏は、「去年上半期、双方のサービス貿易額は63億ドルで、中国側の赤字は14億ドルだった。今年1月に双方は『サービス貿易協定』に調印したが、中国はこれを契機としてサービス貿易の発展を推し進め、国内の製造業などがASEAN諸国で創業することを奨励していく。また、運輸業は中国とASEAN諸国がいずれも開放していく分野で、この面で中国は強みをもっている」としています。
中国の貨物貿易は世界では3位にあるものの、海外とのサービス貿易はまだ初歩的な段階にあり、一昨年のサービス貿易の輸出額は、世界でわずか3%しか占めていないということです。(翻訳:玉華)
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