31日午前、第8回中日有識者交流会が北京市内のホテルで開催され、今回の会議のテーマは中日両国の物流協力で、両国の研究所、大学、企業及び政府機関の関係者ら約50人がこれに参加しました。
交流会で、東京リーガルマインド大学の白土茂雄教授が「発達した社会の求める物流とは」を題とした基調講演を行い、中国・同済大学の副学長でもある楊東援教授がコメントを行い、両国の関連者から活発な質問が行われました。
交流会で、環境にやさしいグリーン物流の構築や、北京五輪や上海万博などを間近に、物流分野における中日の情報共有、協力強化などの問題をめぐり、活発な意見交換が行われました。
中日有識者交流会は中日の研究機構と企業の共同主催により、2003年からスタートし、これまで、不良債権、エネルギー、都市管理、万博、インフラなどの議題について議論が行われてきました。交流会の座長、日本電気株式会社の佐々木元代表取締役社長は、「今後もこの会を続け、役割を発揮させていく」と表明しています。(王小燕)
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