中国民政省がこのほど、現在農村部で最低生活保障制度がまだ整備されていない八つの省、自治区では、今年からその関連制度を実施し、年内に全国の農村部までに最低生活保障制度を普及させる見込みだと明らかにしました。
1997年から、一部の省、自治区の農村部では次第に最低生活保障制度を実施し、一部の経済的なゆとりのある省、自治区では、農民を社会保障の対象に組み入れる法律まで定めたということです。
去年末までに、中国の都市部では最低生活保障制度に基づいて政府からの援助金をもらっている人が2233万人に達しましたが、最低生活保障制度がまだ整備されていない農村部では、生活状況が極めて苦しい農民を対象に援助金の支給をしていたということです。(翻訳:姜平)
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