北京市観光局はこのほど、国家水泳センター(ウォーター・キューブ、愛称は『水の立方』)と北京オリンピックのメーンスタジアム(愛称は『鳥の巣』)などの競技場とを北京観光の人気スポットに選定し、今年行われる「2007年北京国際観光博覧会」で世界に向けて宣伝していくことを明らかにしました。
北京市観光局の于徳斌副局長はこのほど、「北京オリンピックのスタジアムはスケジュール通りに建設工事が進められている。これらのスタジアムの竣工に従って、北京市観光局は関係部門と調整し、できるだけ早くオリンピックのスタジアムの見学を内容とした観光ツアーを提供していきたい。北京は、世界各国の観光客にオリンピックの特色を持つ観光イベントを提供していくが、そのためにはオリンピックのスタジアムの見学が必要不可欠なものである」と語りました。また、于徳斌氏は、「今年北京では20余りの国際スポーツイベントが行われることから、北京の観光業界に対してスポーツに関わる観光イベントを行うための絶好なチャンスを提供できる」と指摘しました。
なお、6月21日から23日にかけて北京で行われる「2007年北京国際観光博覧会」では、北京オリンピックの展示ブースを設け、スタジアムの見学やオリンピック競技の観戦などを取り上げたツアー旅行が紹介されるということです。
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