西蔵(チベット)自治区・拉薩(ラサ)発北京西行きの列車・T28便が22日朝7時53分、ゆっくりと北京西駅の1番ホームに停車し、10号車両から同市で警備員の仕事に就くことになった蔵族(チベット族)の青年149人が続々と降り立ちました。西蔵自治区が北京へ大量に労働者を送り込むのはこれが初めてです。
北京市の高速道路と高級別荘地区への警備員の配備を請け負う某社は2006年年末、拉薩市公安局の金盾保安サービス会社と連絡を取り、拉薩市で年齢などの条件が合う警備員を募集するように依頼しました。この計画に拉薩市公安局と同市政府の認可が下り、西蔵自治区の労働組合が15万元を投じて援助していました。
「人民網日本語版」より
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