アメリカ国務省のケーシ副報道官は19日、「ヒル国務次官補と朝鮮半島の核問題をめぐる六ヶ国協議に参加した朝鮮代表団のキム・ゲグアン団長との今週ドイツの首都ベルリンで行なった会談は如何なる問題をも解決できなかった」と述べました。
ケーシ副報道官は「ヒル国務次官補とキム・ゲグアン団長は会談で情報を交換した。その目的は六ヶ国協議再開後での真の交渉の実施に備えるためだ。今回会談は、核問題に対する朝鮮の立場を理解することにある」と語りました。
国連のパン・ギムン事務総長は19日声明を発表し、関係各方面が次の六ヶ国協議開催の準備を進めていることに歓迎の意を表しました。
この日、ロシアのロシュコフ外務次官はモスクワで、「一部の関係国の間には多くの非常に重要な問題で大きな意見の食い違いが存在しているため、六ヶ国協議では容易に、また迅速に決定を行なう事は出来ないだろう」と述べました。(翻訳:董燕華)
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