フランスのシラク大統領は12日、フランスを訪問している日本の安倍晋三首相と会談し、日本が国際社会と共に、レバノンの全面的な主権回復や国の再建に積極的に参加するよう呼びかけました。
シラク大統領は会談で、「今月25日、パリで開かれるレバノンの再建に関する国際会議の開催は、レバノンへの国際社会の支持を表している。日本のこの会議への参加はとても重要だとフランスは見ている」と語りました。
シラク大統領と安倍首相はフランスと日本との二国間関係や一部の国際問題について意見を交換しましたが、シラク大統領は「フランスは国連安保理の拡大を支持し、日本の安保理常任理事国入りを支持する」との立場を示しました。
フランスは安倍首相の今回のヨーロッパ歴訪ではの最後の訪問国ですが、安倍首相はこれまでイギリス、ドイツ、ベルギーのブリュッセルにあるEU・欧州連合とNATO・北大西洋条約機構の本部を訪れており、今度は安倍晋三氏の首相就任以来初めてのヨーロッパ訪問です。(01/13 翻訳:劉叡琳)
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