中国の考古学者はこのほど、秦直道いわゆる始皇帝時代の「高速道路」遺跡の調査結果を発表しました。この遺跡は国家大規模遺跡保護プロジェクトとして発掘が進んでいるものです。
この始皇帝時代の高速道路は中国北方の内蒙古包頭市九原区から西部の陝西省淳化県まで、総延長が700キロ余りに達します。この道路は当時、万里の長城の補助道路として使われ、更に軍事、貿易、文化などの面でも重要な役割を果たしていたとのことです。