中国は、今年から南極の内陸部で三番目の科学探査基地を建設することになっていますが、様々な準備作業は順調に進んでいます。これは、中国の南極に対する科学探査が大陸の外縁から奥地までに立ち入ったことを表しています。
中国南極測量研究センターの鄂棟臣主任の紹介によりますと、新しい基地は、南極の内陸部の最高点に近い海抜4000メートルを超える地点に定めたとのことです。中国はまずこの場所で夏の科学探査に適応できる無人操作の測量機械を生かして活動を展開していきます。そして、5年後に一年を通して探査活動ができる基地を作り上げる目標を定めています。
ちなみに、中国はすでに長城キャンプと中山キャンプという二つの基地を設けていますが、それぞれ南極大陸に近い島と南極大陸の外縁地帯にあるとのことです。(訳:姜平)
|