中国政府は3日、今後5年の科学技術の国際協力の実施要綱を発表し、対外開放を一段と進め、国際的な科学技術分野における協力を全面的に向上させることを打ち出しています。
この要綱は「中国は、基礎研究や先端技術などの分野で実質的成果を得るため、西ヨーロッパ諸国やアメリカ、日本、韓国などの国との協力を強化していく。また、ロシアや東ヨーロッパ、独立国家共同体などとの協力や相互の補完と共同の発展に力を入れ、発展途上国に対する技術援助を拡大し、技術サービスと訓練を提供していく。また、EU ・欧州連合やASEAN ・東南アジア諸国連合、IAEA ・国際原子力機関などの国際組織との協力と交流を強化していく」とした上で、エネルギーや水資源、環境保全などの技術を含む国際的な科学技術協力というこれからの主な協力分野を明確にしています。(訳者:董燕華)
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