中国の曹剛川国防相は31日、北京で、ロスコー・バートレット下院議員が率いるアメリカ下院軍事委員会代表団と会談した際、「中米の両国関係、特に両軍関係の健全な発展を維持することは、双方の根本的利益に合致する」と述べました。
この中で、曹剛川国防相は「世界で重要な影響力を持つ国として、中米両国は、幅広く重要な共通の戦略的利益を有する。中国は、両軍関係の発展について前向きに考えおり、アメリカとともに、両国首脳が達した共通の認識を着実に実施し、相互信頼を深め、2007年には、引き続き両軍関係の安定的な発展を推し進めていきたい」と述べた上で、バートレット議員が積極的な役割を発揮し、中米関係における諸問題、特に台湾問題を適切に処理し、両軍関係の発展に積極的な働きをするよう希望しました。
これに対して、バートレット議員は「今年1年間、中国は、国連の平和維持活動で重要な貢献をしてきた。アメリカは中国とともに、各レベルでの交流の強化や、相互理解と相互信頼の促進に努めていきたい」と述べました。(12/31)
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