衛生部は30日、第4回児童体格発育調査の結果を公表した。中国の6歳児の平均身長はこの30年間で6センチ伸びており、今後も向上が予測されることがわかった。
衛生部は1975年から10年に一度、北京、哈爾濱(ハルビン)、西安、上海、南京、武漢、福州、広州、昆明の9都市およびその近郊で、0~7歳児を対象に発育状況のサンプリング調査を行っている。
児童の身長と体重は30年で明らかに向上している。6歳児の平均身長は男児が112.3センチ(1975年)から118.7センチ(2005年)に、女児が111.5センチから117.7センチに伸び、平均体重は男児が18.7キロから21.7キロに、女児が18.1キロから20.8キロに増加した。都市中心部と近郊における児童の身長差は、6歳児で1975年の4.9センチから2005年には2.6センチに縮小した。
児童の発育について注目すべきことには、(1)都市と農村に依然として差異があり、農村の児童の発育レベルが都市部より劣っている(2)中西部の一部農村では、いまだに栄養不足が児童の発育と健康に影響する主要因となっている(3)都市部では標準体重超過や肥満がスピード増加する傾向にある??などが挙げられる。(編集ID)
「人民網日本語版」より
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