世界競争力組織(Global Competitive Organisation)はこのほど、「競争力のある中国上場企業ランキング2006」を発表した。調査対象となったのは、2006年４月30日までに上海及び深セン証券取引所に上場している企業1382社で、１位は依然として中国石油化工株式有限公司であった。

　ランキングのトップ・テンは以下のとおり。

　中国石油化工株式有限公司、日用雑貨の販売マーケットである浙江中国小商品城集団株式有限公司、貴州マオタイ酒株式有限公司、内蒙古伊泰石炭株式有限公司、北京万通先鋒不動産株式有限公司、コンテナ生産メーカーである中国国際海運集装箱（集団）株式有限公司、山西国陽新能株式有限公司、宝山鉄鋼株式有限公司、東方ボイラー(集団)株式有限公司、海洋石油工程株式有限公司。

　これは世界競争力組織が毎年発表している中国上場企業のランキングに関するレポートで、今回が4回目。同レポートには、世界競争力組織が世界通用の要素分析法およびポール法を利用し、科学的に中国の上場企業をランク付けしたもの。

　トップ100社の企業の総合指数を見ると、中国企業の競争力は大幅に増強している。例えば、トップ100社の営業収益は1億7516億元余に達し、昨年より2428億元増え、同期比16.09％増となっており、ネット収益額は1216億元余に達し、昨年より52.99億元増え、同期比4.55％増となった。

　｢チャイナネット｣より