22日は閉会した朝鮮半島の核問題を6カ国協議に参加したアメリカ代表団のヒル団長はその日の夜記者団に「今回協議は実質的な進展が見られなかったが、6カ国の交流により、いくつかの積極的な成果をあげることができた」との考えを示しました。
ヒル団長は、「われわれが関心を寄せる問題で、この1週間に渡る協議を通じて、いくつかの積極的要素が見られたことから、協議の休会をきめた。それは各国代表団に協議の進展状況を自国政府に報告させ、より多くの指示を仰ぐためだ」と語りました。
ヒル団長は、6カ国協議の数週間の再開を期待し、「これまでのように13カ月も再開を待つことはできない。われわれは実質的な成果を確かに必要としている。今回の協議により、6カ国はいずれも、去年9月に発表した『共同声明』を履行する決意を再び表明した。これを踏まえ、今後数週間内に、われわれはそれぞれ状況を整え、情勢を分析した上で、次の協議再開を試みるべきだ」と述べました。
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