アメリカのライス国務長官は21日、ワシントンで、「アメリカはイギリス、フランス、ドイツの3カ国が今月国連安保理理事国の討議に提出したイラン核問題に関する決議案を強く支持する。しかし、アメリカは引き続き、その中の一部の内容を修正するよう希望する」と述べました。
ライス国務長官はこの日、カナダのマッケイ外相と会談した後、記者に対して、「この決議案はすでに安保理15の理事国に配られたが、依然として一部の内容を修正する必要がある」と述べました。
ライス国務長官は修正する必要のある具体的な部分を明らかにしませんでしたが、「安保理が採決するイラン核問題についての決議案は、イランに国際社会の願望を無視しないよう警告し、またイランが安保理の決議を実行しない行為に対しては制裁しなければならない」と強調しました。
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