アメリカのホワイトハウスのスノー報道官は、19日、ワシントンで、朝鮮に対して経済制裁を実施するアメリカの立場は変わらないと明らかにした上で、去年9月に発表した「第四回六カ国協議共同声明」関連の条約を朝鮮は遵守すべきだと強調しました。
去年9月、アメリカ財務省は、朝鮮がマカオの銀行・バンコデルタアジア銀行の口座を利用してマネーロンダリングとドル札偽造を行っているとして、アメリカの金融機構がこの銀行と取引することを中止するよう命じました。その後、バンコデルタアジア銀行は朝鮮との取引を中止し、朝鮮政府の預金2400ドルを凍結しました。しかし、朝鮮はアメリカの指摘を否認しました。
朝鮮半島の核問題をめぐる第5回六カ国協議の第一段階会議は、去年11月に開催されましたが、朝鮮がアメリカの金融制裁に反発したため座礁しました。以来、朝鮮とアメリカによる「ドル札偽造」と「金融制裁」に関する争いは癒着状態が続いています。この問題は、今月18日に開かれた第5回六カ国協議第二段階会議の焦点にもなっています。(翻訳 朱丹陽)
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