温家宝首相が20日北京で、中国政府はオーストラリア政府と共に、両国の21世紀の互恵と共栄の全面的な協力関係の発展とこの地域の平和と発展の維持に尽力していくとの姿勢を表明しました。
これは北京を訪問したオーストラリア国民党の党首でもあるマーク・ベイル副首相と会談した際語ったもので、温家宝首相は、「ここ数年、両国は幅広い分野で成果に富んだ協力を行い、双方の関係は日増しに緊密になってきた。両国はアジア太平洋地区では重要な国であり、幅広い分野で共同の利益があり、協力の前途は明るい」と述べました。
これに対しマーク・ベイル副首相は、「一つの中国の政策を堅持していくことは、オーストラリアの各政党とこれまで政府の一貫した政策である。オーストラリア国民党は中国共産党との友好交流を強め、両国の各分野の互恵の協力の深化を促していく」と述べました。
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