全世界の中国人が集まって中国の平和統一を促進しようという大会がマカオで開かれていましたが、15日閉幕しました。大会で発表された『マカオ宣言』は、「平和、安定と発展を求めることは、海峡両岸同胞の共通の願いであり、平和発展、互恵協力と共栄は両岸同胞の共通した認識である。一日も早く国の完全な統一を実現することが、中華民族の大義と使命である」と強調しました。

　この宣言はまた、「大陸と台湾はいずれも中国領土の分割することのできない一部分であり、両岸の民衆は血のつながる同胞である。最終的に国の完全な統一を実現することは、中国人の断固とした信念と強い願望である。『台湾独立』を唱える理念と行動は、両岸関係の平和発展を妨げる最大の現実的な脅威であり、アジア太平洋地域ないし世界平和にも脅威となっている。平和を維持するためには、これまで通りあらゆる形の『台湾独立』活動に断固として反対しなければならない」と指摘しました。