欧州委員会の司法、自由、治安担当のフラティニ副委員長とEUの輪番議長国のフィンランドは12日、それぞれ声明を発表し、ドイツのナチスによる大虐殺を疑問視する国際会議を開いたイランを非難しました。
フラティニ副委員長は声明で、「イランが開いた国際会議に怒りを覚え、戦争と人類への罪を無視し、否定しようという企みを強く非難する」と述べました。
フィンランドはその声明で、「イランの行為は異なる文明や、文化、宗教間のより一層の対話を妨げた」と強調し、さらに、人種差別と敵視主義との闘争を強化し、あらゆる差別をなくしていこうとイラン政府に呼びかけました。
ここ連日、アメリカや、ドイツなどの西側諸国の政府と国連のアナン事務総長はこの会議の開催を非難し、不満を示しています。(訳者:董燕華)
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