オランダ銀行 (ABN Amro Bank)の中国地区頭取、邱致中氏はこのほど、12月11日に人民元業務が外資銀行に開放されるのを前に、オランダ銀行はいち早く大陸で支店登録を行ない、今後5年間で支店の数を20社までに増やす予定だとの考えを示しました。
中国内陸、香港、マカオと台湾のマーケティングを管理する邱致中氏は、「12月11日から人民元取り扱い業務開放に向け、オランダ銀行は関連法律に基づき、その時点で大陸に既に設けられている支店の現地登録を申し込む予定だ。また、今後5年間、現地登録する支店数を20社までに増やし、大陸での業務発展を促すことを目指している」と語りました。
現在、オランダ銀行は上海、北京、深セン、成都で支店を設けていますが、株主になるという形でほかの金融機構と協力して基金管理会社や先物取引会社を開設しているだけで、現地登録は行なっていませんでした。
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