中国北部の内蒙古自治区の阿英旗では「少数民族のオウンク族の言語を保護するため、このほど「民族言語教習班」を発足させました。
オウンク族は言葉がありますが、文字がないため、地元の狩猟民は漢語を使用し、自民族や各民族との交流を図っていました。オウンク族の若者の中に自分の民族の言葉をしゃべれる人がますます減り、民族言語が絶滅の危機にさらされています。
このため、地元政府は「民族言語教習班」を発足させたもので、オウンク族の言葉ができる教師を招聘し、狩猟民の子女に民族の言葉を教えています。現在46人の学生がこのクラスで勉強しています。政府はまた狩猟民の家庭では日常生活の中で、自民族の言葉で子どもと会話するよう呼びかけています。
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