全国初の「家庭教育指導師」の職業資格認定養成講座がこのほど上海で始まった。「家庭教育指導師」の仕事は家庭教育についてアドバイスをすることで、来年初めには第1期の指導師が誕生する。これから中国の新しい職業となるだろう。
「家庭教育指導師」は労働・社会保障部から認定される資格。今回の職業資格認定養成講座は胎教、創造教育、愛情教育など22科目ある。学生は合格後、全国統一の「家庭教育指導師職業資格証書」を得る。
調べによると、中国の家庭の80%近くに何らかの教育問題が存在している。試験のプレッシャーや就職の悩み、深刻なものでは子供の家出、インターネット依存、少年少女の恋愛・妊娠などがあるという。指導師の役目はこうした家庭の教育問題に専門的な回答を与え、保護者の間違った教育方法を正すことだという。
「人民網日本語版」より
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