ネパールの7党からなる連立政府と反政府武装勢力は21日夜、首都カトマンズで平和協定に調印し、これまで11年近く続いた内戦に終止符を打ちました。
コイララ首相は連立政府を代表してこの協定に署名したあと「協定の調印は、ネパールに平和をもたらすだろう。ネパールは、すでに新しい発展の時代に入った」と述べました。
反政府武装勢力の指導者プラチャンだ氏は、反政府武装勢力を代表してこの協定に署名し、「協定の調印後、ネパール人民は、世界に平和、民主と発展を作り出す能力を示すだろう」と強調しました。
1996年2月から始まったネパールの内戦で、これまで合わせて13000人が死亡したということです。
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