中国はこのほど『外資系銀行管理条例』を発表しましたが、これはイギリスのSCB社や、香港のHSBC、及び、オランダのABN AMRO銀行など海外の銀行に歓迎され、「中国がWTOに加盟した際、銀行業を全面的に対外開放するとの約束を履行した」と評価しています。
この『条例』は12月11日から実施され、その日から、中国は外資系銀行に対して人民元取引を全面的に開放します。
上海にあるHSBCの責任者は16日、「これは中国がWTO加盟5周年までに、金融市場の全面的な開放を実現するという約束を履行したことを意味している」と述べています。
オランダのABN AMRO銀行もこの日、声明を発表し、条例への歓迎と支持を表明しました。
イギリスのSCB社は16日、中国銀行業監督管理委員会に対して、中国支社の設立と個人の人民元取引の営業許可を申請しました。
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