12日、北京で開かれた「中国環境と発展国際協力委員会」会議で、専門家は長期かつ有効な水汚染の防止と環境整備が求められると指摘しました。
水資源の不足が著しい中国では、排出される汚水の量を減らし、汚水を処理して再利用することが、水不足を緩和する一つの鍵といえます。中国建設省の統計によりますと、4割の都市にしか汚水処理工場が設けられておらず、山間部を除いた全国の汚水の処理率は42%にしか達していないということです。
急速な人口増加と都市化に対して、産業側の対策が間に合わないため、中国の水汚染はこれからの15年間、より深刻化すると専門家は指摘しています。
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